仕上直塗り工法
プラスターボードの上に下地処理を行い、直下に仕上材を塗ります。
薄塗り工法
プラスターボードの上に下地処理を行い、薄塗り下地材を塗ってから仕上材を塗ります。
珪藻土
珪藻土つは、植物性プランクトン珪藻の化石でできた土のことです。表面に無数の孔が開いており、この孔が呼吸をすることで室内の湿度を調節したり、臭いを吸着したりする機能があるのです。
100%自然素材のため、最近話題になっているシックハウス症候群の心配はありません。それに加え、様々な機能を持っている珪藻土は内壁に最適な素材と言えます。
珪藻土の特徴
- ペット・タバコ・その他生活臭などの嫌な臭いを吸収する吸着機能
- 汚れが付きにくい防汚機能(鉛筆や手の汚れは消しゴムで、コーヒーなどのシミは自然に消えます)
- 吸水性・調湿機能で、室内の湿度を快適に調節します
- 燃やしても有害なガスは出ません
- 多機能に加え、豊富なカラーバリエーションとデザインパターンで室内を美しく飾ります
漆 喰
消石灰に水と砂などを混ぜて練り上げた壁塗り材を漆喰と呼びます。日本の建築に古くから使用されている伝統的な工法で、お城の白壁など外壁・内壁によく使用されます。近代になって洋風住宅が一般的になると漆喰の文化は廃れかけました。しかし、堅牢・高級感・清潔感を持ち合わせ、更にシックハウス症候群を引き起こさない健康的な自然素材として再び注目されています。
漆喰の特徴
- 消石灰の表面にあいている無数の孔が湿度を調節します
- 主成分の消石灰はカビや最近の繁殖を防ぎます
- ペットやタバコの臭いを防ぐ吸着機能があります
- ひび割れが起こりにくいので、耐久性があり長期間美観を保ちます
京 壁
京壁とは別名ジュラク壁とも言い、細かい土を塗ったような仕上がりになります。
茶室や書院から茶の間まで、どこにでも使用できる上品なものです。昔は表面がポロポロと落ちる欠点がありましたが、最近は、ボンドのような液状の接着剤を入れてあるため、そうした欠点もなくなりました。砂壁も同様に色砂などで上塗りをした壁を言います。
京壁の特徴
- 模様などを付けてあげることで、クロスには無い質感がだせます。
- 普段のクロスにはない、暖かさとデザイン性を演出します。
- 古くなった塗り壁の上に京壁や砂壁にすることできれいに補修することができます。